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内祝いの金額相場はいくら?失礼なく贈るための賢い選び方とマナー

内祝いの金額相場は、いただいたお祝いの半額程度が基本です。

この記事では、出産・結婚、新築、快気など種類別の相場から、のしや贈る時期といったマナー、さらに高額なお祝いへのお返しや、お祝いをもらっていない場合の内祝いまで、内祝いに関するあらゆる疑問を解決します。

失礼なく、心から喜ばれる内祝いを贈るための具体的な方法とコツがすべてわかります。

目次[非表示]

  1. 1.内祝いの金額相場 基本の考え方
    1. 1.1.内祝いの金額相場は「半返し」が基本
    2. 1.2.内祝いの金額相場を決める際の注意点
  2. 2.種類別 内祝いの金額相場
    1. 2.1.①出産内祝いの金額相場
    2. 2.2.➁結婚内祝いの金額相場
    3. 2.3.③新築内祝いの金額相場
    4. 2.4.④快気内祝いの金額相場
  3. 3.内祝いを贈る際のマナー 金額以外も重要
    1. 3.1.①のし紙の選び方と書き方
    2. 3.2.➁内祝いを贈る時期と渡し方
    3. 3.3.③お礼の伝え方とメッセージ
  4. 4.賢く選ぶ 内祝いの品物と金額調整のコツ
    1. 4.1.相手に喜ばれる品物選びのポイント
      1. 4.1.1.①贈る相手別の選び方
      2. 4.1.2.➁「消えもの」や「実用品」が人気
      3. 4.1.3.③カタログギフトも選択肢に
    2. 4.2.金額調整が難しい場合の対処法
      1. 4.2.1.①高額なお祝いへのお返し
      2. 4.2.2.➁品物の組み合わせで調整する
      3. 4.2.3.③メッセージで感謝の気持ちを伝える
      4. 4.2.4.④お返し不要と言われた場合
  5. 5.内祝いの金額相場に関するよくある疑問
    1. 5.1.高額なお祝いへのお返しはどうする?
      1. 5.1.1.①高額なお祝いへの内祝いの考え方
      2. 5.1.2.➁相手別!高額なお祝いへのお返し例
    2. 5.2.お祝いをもらっていない場合の内祝い
      1. 5.2.1.①お祝いをもらっていない場合の基本的な考え方
      2. 5.2.2.➁お祝いをもらっていないが贈りたい場合の対応
      3. 5.2.3.③贈る際の品物と金額の目安
  6. 6.まとめ

内祝いの金額相場 基本の考え方

内祝いを贈る際、「いくらお返しすればいいのだろう?」と金額相場に悩む方は少なくありません。

適切な金額を知ることは、相手に失礼なく感謝の気持ちを伝える上で非常に重要です。

ここでは、内祝いの金額相場に関する基本的な考え方と、金額を決める際の注意点について解説します。

内祝いの金額相場は「半返し」が基本

内祝いの金額相場は、いただいたお祝いの金額の「半返し(はんがえし)」が基本とされています。

これは、お祝いをくださった方への感謝の気持ちを表すとともに、相手に負担を感じさせないための配慮でもあります。

例えば、10,000円のお祝いをいただいた場合は、5,000円程度の内祝いを贈るのが一般的です。

お祝い金額

内祝い目安

5,000円

2,500円

10,000円

5,000円

30,000円

15,000円

ただし、この「半返し」はあくまで一般的な目安であり、すべてのケースに当てはまるわけではありません。

特に高額なお祝いをいただいた場合や、相手が目上の方である場合には、少し考え方が異なります。

内祝いの金額相場を決める際の注意点

内祝いの金額を決める際には、「半返し」を基本としつつも、以下の点に注意して調整することが大切です。

  • 相手との関係性親しい友人や同僚には半返しで問題ありませんが、目上の方や恩師など、敬意を表すべき相手には、半返しよりもやや少なめの3分の1程度の金額とすることがあります。高額すぎるお返しはかえって相手に恐縮させてしまう可能性があるためです。
  • お祝いの金額非常に高額なお祝いをいただいた場合、無理に半返しにこだわると、贈る側の負担が大きくなってしまいます。そのような場合は、無理のない範囲で、感謝の気持ちが伝わる品物を選ぶことが重要です。
  • 地域や家庭の慣習地域によっては、内祝いの金額相場やマナーに独自の慣習がある場合があります。不安な場合は、ご家族や親しい方に相談してみるのも良いでしょう。
  • 内祝いの目的内祝いは、お祝いをいただいたことへの感謝と、喜びを分かち合う気持ちを伝えるものです。金額にこだわりすぎるあまり、本来の目的を見失わないようにしましょう。感謝の気持ちを込めて選んだ品物であれば、金額が多少前後しても相手に喜ばれるはずです。

種類別 内祝いの金額相場

内祝いの金額相場は、贈るお祝いの種類によっても目安が異なります。

ここでは、代表的な内祝いの種類ごとに、具体的な金額相場とポイントを解説します。

①出産内祝いの金額相場

出産内祝いは、赤ちゃん誕生のお祝いへのお返しです。

いただいたお祝いの金額の「半返し(半額)」が基本的な相場となります。

相手別の目安は以下の通りです。

贈る相手

金額相場

両親・親戚

1/3~半額

友人・知人

半額

職場関係

半額

親や親戚から高額なお祝いをいただいた場合は、感謝の気持ちを伝えることを重視し、半額にこだわらず1/3程度の金額でも失礼にはあたりません。

連名でいただいた場合は、一人あたりの金額を算出し、それに応じた品物を選びましょう。

➁結婚内祝いの金額相場

結婚内祝いは、結婚のお祝いへのお返しです。

ご祝儀やプレゼントの「半返し(半額)」が基本となります。

披露宴で引き出物をお渡しした場合は、それが内祝いの一部とみなされるため、改めて内祝いを贈る必要がないケースもあります。

相手別の目安は以下の通りです。

贈る相手

金額相場

両親・親戚

1/3~半額

友人・知人

半額

職場関係

半額

会費制の結婚式の場合は、会費がお祝いとみなされるため、基本的に内祝いは不要です。

ただし、会費以外に別途お祝いをいただいた場合は、その金額の半額を目安に内祝いを贈ります。

③新築内祝いの金額相場

新築内祝いは、新築・引っ越しのお祝いへのお返しです。

いただいたお祝いの「半返し(半額)」が一般的です。

相手別の目安は以下の通りです。

贈る相手

金額相場

両親・親戚

1/3~半額

友人・知人

半額

職場関係

半額

新居へ招待し、食事などでもてなす場合は、それが内祝いの一部とみなされることがあります。

その場合は、別途贈る内祝いの金額を調整しても良いでしょう。

④快気内祝いの金額相場

快気内祝いは、病気や怪我のお見舞いへのお返しです。

いただいたお見舞いの金額の「半返し(半額)」が基本です。

相手別の目安は以下の通りです。

贈る相手

金額相場

両親・親戚

半額

友人・知人

半額

職場関係

半額

快気内祝いには、全快を報告する「快気祝い」と、退院したが療養が必要な場合の「快気内祝い(御見舞御礼)」があります。

どちらの場合も金額相場は同様ですが、のし紙の表書きが異なるため注意が必要です。

内祝いを贈る際のマナー 金額以外も重要

内祝いは、お祝いへのお礼と感謝の気持ちを伝える大切な機会です。

金額だけでなく、マナーを守ることで、より丁寧な気持ちが伝わります

ここでは、のし紙の選び方や書き方、贈る時期や渡し方、そして心温まるメッセージの伝え方について詳しく解説します。

①のし紙の選び方と書き方

内祝いを贈る際には、品物にのし紙をかけるのが一般的です。

のし紙は、水引の種類や表書き、名入れによって意味合いが異なります。

贈るシーンに合わせて適切なものを選びましょう

項目

出産・新築

結婚・快気

水引の種類

蝶結び

(何度でも)

結び切り

(一度きり)

水引の色

紅白

紅白

水引の本数

5本または7本

5本または7本

(結婚は10本も)

表書き

「内祝」

「出産内祝」

「新築内祝」

「内祝」

「結婚内祝」

「快気内祝」

名入れ

赤ちゃんの名前

(ふりがな)

世帯主の名前

新姓(夫婦連名)

本人の名前

のし紙は、品物の包装紙の上からかける「外のし」と、品物に直接かけてから包装する「内のし」があります。

手渡しする場合は「外のし」で、配送する場合は汚れや破損を防ぐために「内のし」を選ぶのが一般的です。

➁内祝いを贈る時期と渡し方

内祝いを贈る時期にも適切なタイミングがあります。

お祝いをいただいてから1ヶ月以内を目安に贈るのがマナーです。

遅れる場合は、事前に連絡を入れるようにしましょう。

  • 出産内祝いお宮参りの時期(生後1ヶ月頃)を目安に贈ります。
  • 結婚内祝い挙式後1ヶ月以内、またはお祝いをいただいてから1ヶ月以内が目安です。
  • 新築内祝い新居へ引っ越してから1~2ヶ月以内を目安に贈ります。
  • 快気内祝い退院後、体調が落ち着いてから1ヶ月以内を目安に贈ります。

渡し方としては、直接手渡しするのが最も丁寧な方法です。

遠方の方や、直接会うのが難しい場合は、配送を利用しても問題ありません。

配送の場合は、品物とは別にメッセージカードやお礼状を添えることで、より気持ちが伝わります。

③お礼の伝え方とメッセージ

内祝いを贈る際には、感謝の気持ちを伝えるメッセージを添えることが大切です。

品物と一緒にメッセージカードを添えたり、手渡しする際に直接言葉で伝えたりしましょう。

メッセージカードには、以下のような内容を盛り込むと良いでしょう。

  • お祝いへのお礼
  • 近況報告(出産内祝いなら赤ちゃんの様子、結婚内祝いなら新生活の様子など)
  • 贈る品物についての簡単な説明(なぜこれを選んだかなど)
  • 今後の付き合いをお願いする言葉

簡潔ながらも、心を込めたメッセージを添えることで、相手に感謝の気持ちがより深く伝わります。

賢く選ぶ 内祝いの品物と金額調整のコツ

内祝いは、お祝いへの感謝の気持ちを伝える大切な機会です。

金額相場を踏まえつつも、贈る相手に心から喜んでもらえる品物を選ぶことが何よりも重要です。

ここでは、相手に合わせた品物選びのポイントと、金額調整に困った際の賢い対処法をご紹介します。

相手に喜ばれる品物選びのポイント

内祝いの品物を選ぶ際は、相手のライフスタイルや好みを考慮することが大切です。

形式的な品物ではなく、「この人のために」という気持ちが伝わるものを選びましょう。

①贈る相手別の選び方

相手との関係性によって、喜ばれる品物は異なります。

具体的な例を参考に、最適な一品を見つけてください。

贈る相手

おすすめの品物

選び方のポイント

親族(両親・祖父母)

体験ギフト

グルメギフト

名入れ品

家族で楽しめる

少し贅沢な品

思い出に残るもの

友人・同僚

お菓子

コーヒー・紅茶

入浴剤

実用品

気軽に消費できる

相手の好みに合う

おしゃれなもの

上司・目上の方

老舗の和菓子

有名ブランドの

調味料

タオルセット

品質の高さ

日持ちするもの

上品なもの

➁「消えもの」や「実用品」が人気

内祝いの品物として特に人気が高いのは、食べ物や飲み物などの「消えもの」、またはタオルや洗剤などの「実用品」です。

これらは相手の負担になりにくく、気軽に受け取ってもらえるため、多くの方に喜ばれます。

③カタログギフトも選択肢に

相手の好みがわからない場合や、複数の相手に贈る場合は、カタログギフトも有効な選択肢です。

相手自身が好きなものを選べるため、「何を贈れば良いか分からない」という悩みを解決してくれます。

金額調整が難しい場合の対処法

内祝いの金額相場は「半返し」が基本ですが、状況によっては相場通りにできないこともあります。そんな時に役立つ、金額調整のコツと心遣いをご紹介します。

①高額なお祝いへのお返し

高額なお祝いをいただいた場合、無理に半返しにこだわる必要はありません。

1/3程度の金額でも、感謝の気持ちが伝われば十分です。

高価すぎるお返しは、かえって相手に気を遣わせてしまうこともあります。

➁品物の組み合わせで調整する

一つの品物で金額相場に合わせるのが難しい場合は、複数の品物を組み合わせて金額を調整する方法もあります。例えば、メインの品物に加えて、少し高めのスイーツや飲み物を添えるなどです。

③メッセージで感謝の気持ちを伝える

金額だけでは伝えきれない感謝の気持ちは、手書きのメッセージカードや手紙に託して伝えましょう

心のこもった言葉は、品物の金額以上に相手に喜びと感動を与えます。

④お返し不要と言われた場合

「お返しは不要」と言われた場合でも、何も贈らないのは失礼にあたる可能性があります。

相手の厚意に甘えつつも、相手に負担をかけない程度の、ささやかなお礼の品を贈るのがスマートです。

例えば、日持ちするお菓子や、相手が好きなブランドの消耗品などが良いでしょう。

内祝いの金額相場に関するよくある疑問

高額なお祝いへのお返しはどうする?

高額なお祝いをいただいた場合、内祝いの金額相場である「半返し」に厳密に従うと、贈る側にとって大きな負担となることがあります。

また、相手によってはかえって気を遣わせてしまう可能性もあります。

①高額なお祝いへの内祝いの考え方

高額なお祝いへのお返しは、必ずしも半返しにこだわる必要はありません

一般的な目安としては、1/3返し〜半返しの間で調整するのが良いとされています。

最も大切なのは、いただいたお祝いに対する感謝の気持ちを伝えることです。

無理のない範囲で、相手に喜んでもらえる品物を選ぶことを心がけましょう。

➁相手別!高額なお祝いへのお返し例

高額なお祝いをいただいた相手との関係性によって、内祝いの金額や品物の選び方を調整することが一般的です。

以下に具体的な例を示します。

相手

金額目安

品物の例

親・親族

1/3返し〜

体験ギフト

旅行券

食事券

名入れ品

職場の上司

目上の方

1/3返し〜

高級菓子

カタログギフト

実用的な品

友人・同僚

1/3返し〜

半返し

話題のスイーツ

日用品

グルメギフト

金額を抑える場合は、品物の質を重視したり、メッセージカードで感謝の気持ちを丁寧に伝えることで、誠意を示すことができます。

お祝いをもらっていない場合の内祝い

「内祝い」は本来、お祝いをいただいたことへのお返しとして贈るものです。

そのため、基本的にお祝いをもらっていない相手に対しては、内祝いを贈る必要はありません。

①お祝いをもらっていない場合の基本的な考え方

内祝いは「お祝いへのお返し」が主な目的であるため、お祝いをいただいていない場合は内祝いを贈る義務はありません

むしろ、お祝いをもらっていないのに内祝いを贈ると、相手に「お祝いを催促している」と誤解を与えたり、かえって気を遣わせてしまう可能性もあります。

➁お祝いをもらっていないが贈りたい場合の対応

しかし、例えば結婚や出産などの報告を兼ねて、親しい友人や遠方の親族に「ご挨拶」や「お披露目」の意味合いで品物を贈りたいと考えることもあるでしょう。

この場合は、「内祝い」という名目ではなく、「ご挨拶」や「お礼」として品物を贈るのが適切です。

③贈る際の品物と金額の目安

お祝いをもらっていない相手に「ご挨拶」として品物を贈る場合、相手に気を遣わせないよう、高額な品物は避けるのがマナーです。

目安としては、1,000円〜3,000円程度の、ちょっとしたお菓子や日用品などが良いでしょう。

名目

金額目安

品物の例

ご挨拶

1,000〜3,000円

焼き菓子

コーヒー紅茶

タオル

石鹸

のし紙を使用する場合は、表書きを「御挨拶」や「寸志」とし、水引は紅白の蝶結びを選びましょう。

メッセージカードには、近況報告と日頃の感謝を簡潔に記すと良いでしょう。

まとめ

内祝いの金額相場は「半返し」が基本ですが、お祝いの種類や相手との関係性によって柔軟に調整することが大切です。

出産や結婚など、状況に応じた具体的な相場を参考にしつつ、何よりも感謝の気持ちを伝えることが重要となります。

のし紙の選び方や贈る時期、メッセージの添え方といったマナーを守り、相手に心から喜んでもらえる内祝いを選びましょう。

高額なお祝いへのお返しや、お祝いをもらっていない場合の対応など、よくある疑問も解決し、失礼なく感謝を伝えるための情報を提供しました。

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