
子育て中にキャリアをあきらめない。「『生きる』と『はたらく』をもっと近くに。」株式会社mogが支えるワーキングマザーの働き方
「子どもが小さいうちは、キャリアより働きやすさを優先したほうがいいのかな」
「仕事は好き。でも、育児と両立しながら今までのキャリアを続けられるのだろうか」
出産や育児をきっかけに、そんな悩みを抱えるママは少なくありません。
今回MamaCollegeでは、ワーキングマザーのキャリア支援を行う株式会社mogの取締役副社長・金子様にインタビュー。
育休中の経験から事業が生まれた背景や、子育て中のママが抱えるキャリアの悩み、転職支援で大切にしていること、そして「『生きる』と『はたらく』をもっと近くに。」というビジョンについて伺いました。
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ワーキングマザーのキャリアを幅広く支援する「mog」
株式会社mogは、ワーキングマザーを中心としたキャリア支援を行っています。
事業の一つである「mog career」では、正社員ワーキングマザーの転職支援「mog caree転職」のほか、キャリアイベントやキャリアカウンセリング、研修、コミュニティ運営などを展開。
さらに、育休中のママと企業をつなぐインターンマッチングサービス「ママボラン」など、ライフステージや目的に合わせたさまざまな選択肢を提供しています。
そのほかにも、企業向けのカスタマーサクセス受託やRPO(採用代行)などを展開しています。
金子様によると、mogを利用する方に多いのが、「仕事が好きなワーキングマザー」です。
これまで自分なりにキャリアを積み重ね、仕事にやりがいやアイデンティティを感じてきたからこそ、出産・育児をきっかけに「これからどう働けばいいのだろう」と悩む方が多いといいます。
原点は、自身が経験した「マミートラック」
mogの事業につながる大きなきっかけとなったのが、金子様自身の育休中の経験でした。
一人目の出産後、職場復帰した金子様は、それまでの仕事とは異なり、アシスタント的な役割を担当することになったといいます。
子育てをしながら働くことで、それまでと同じような仕事を任せてもらえなくなる、いわゆる「マミートラック」を自身も経験しました。
しかし、上司が変わったことをきっかけに本格的な編集業務へ復帰。
そこで感じたのが、
「できるじゃん」
という気づきだったそうです。
さらに二人目の育休中には、現mog代表の稲田様とともに前職の新規事業コンテストに参加。育休中インターンの経験から、育児中の女性が自身のスキルや可能性を再確認できる機会の必要性を感じ、後の事業へとつながっていきました。
育休中だけを支援するのではなく、その先も含めて中長期的にキャリアを支えたい。
そんな思いから独立し、現在のmogへと事業が広がっています。
「ママだから」ではなく、一人のビジネスパーソンとして

mogが転職支援で重視しているポイントの一つが、「ママを特別視しない企業」とのマッチングです。
子育て中の社員だけが時短勤務やリモートワークを利用できるのではなく、さまざまな立場の社員が柔軟な働き方を選択できること。
そして、働き方への配慮だけではなく、誰に対しても平等に活躍する機会と責任が与えられていることを大切にしています。
現在は、比較的柔軟な働き方を取り入れているIT業界などの企業とのつながりが多いそうです。
「子育て中だから、仕事はここまで」と可能性を限定するのではなく、その人自身の経験や能力を見ながらキャリアを考えていく。
そこにmogならではの支援の特徴があります。
働きやすさと「やりがい」をどちらもあきらめない
子育て中の転職では、
「リモートワークができる」
「残業が少ない」
「時短勤務ができる」
といった条件面を重視しがちです。
もちろん、育児と仕事を両立するためには働き方も重要です。
一方でmogでは、働きやすさだけではなく、その人が仕事に何を求めているのか、どんな経験や強みを持っているのかまで深く掘り下げるキャリアカウンセリングを重視しています。
これまでの経験を棚卸しし、自分では気づいていなかった強みを言語化することで、新しいキャリアの可能性が見つかることもあります。
「働きやすさも、やりがいもかなえられる」。
どちらか一方をあきらめるのではなく、両方を実現できる選択肢を一緒に探していくことが、mogのキャリア支援です。
育休中の経験から、自分の「できる」を見つける
育休中のママと企業をつなぐ「ママボラン」でも、大切にしているのは単なる就業経験ではありません。
金子様は、自分自身の「Will(やりたいこと)」と「Can(できること)」の源泉を見つける機会としての価値を挙げます。
育休中に普段とは異なる企業や環境で実際に仕事を経験することで、
「自分の経験は、ほかの会社でも通用するんだ」
「こんなことも自分の強みだったんだ」
と気づくことがあります。
育児によって一度仕事から離れたことで失いかけていた自信を取り戻し、復職後やその先のキャリアを考えるきっかけにもなっています。
「『生きる』と『はたらく』をもっと近くに。」
mogが掲げるビジョンは、
「生きる」と「はたらく」をもっと近くに。
というものです。
能力も意欲もあるのに、子育て中であることによって、その力を十分に発揮できない。
そんな状況を変え、ママたちが自分のやりたいことを実現できる選択肢を増やしていくことを目指しています。
金子様が強調していたのは、「ママだから助ける」という考え方ではありません。
仕事が好きで、もっと挑戦したい。
でも、育児との両立に悩んでいる。
そんな女性たちが本来持っている能力や意欲を活かせるよう、背中を押していくことがmogの役割です。
子育て中のママへ。「やれる方法はある」

インタビューの最後に、金子様からMamaCollegeを見ているママたちへメッセージをいただきました。
伝えてくださったのは、
「やれる方法はあります」
という言葉です。
子どもが小さいからキャリアをあきらめる。
子育て中だから働き方だけを優先する。
そう決めてしまう前に、「自分は本当はどう働きたいのか」を一度考えてみてほしいと金子様は話します。
そして、もう一つ大切にしてほしいのが、
「子どもにどんな自分の姿を見せたいか」
という視点です。
仕事を楽しむ姿、自分らしく挑戦する姿、仕事を通じて自己実現している姿。
子育てとキャリアは、必ずしもどちらかを選ばなければならないものではありません。
自分に合った方法や選択肢を探すことから、新しいキャリアへの一歩が始まるのかもしれません。
出産や育児をきっかけに、「今までと同じようには働けない」「子どもが小さいうちはキャリアを諦めたほうがいい」と考えてしまうことはあると思います。
今回のお話で特に印象に残ったのは、「働きやすさ」と「やりがい」のどちらも諦めなくていいという考え方でした。
もちろん、子育て中の働き方に正解はありません。仕事をセーブすることも、キャリアに挑戦することも、それぞれの家庭や自分自身が選ぶものです。
だからこそ、「ママだからこう働くべき」ではなく、自分はどう働きたいのか、どんな人生を送りたいのかを考えられる選択肢があることは、とても大切だと感じました。
MamaCollegeも、ママたちが自分らしい選択肢を見つけるための情報を届けていきたいと思います。
- 子育てと仕事の両立に悩んでいる方
- 出産・育児をきっかけにキャリアに迷いを感じている方
- 育休からの復職やその後のキャリアを考えている方
- 働きやすさだけでなく、仕事のやりがいも大切にしたい方
- 転職を考えているものの、自分の強みやキャリアの方向性が分からない方
取材情報
取材日: 2026年8月6日
取材先:株式会社mog
取材ご協力: 取締役副社長 金子 麻由子 様
紹介サービス: mog career
公式サイト: https://www.mogcareer.com/s/






