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子どもの「今」に合うおもちゃを。おもちゃのサブスク「And TOYBOX」を取材

岩瀬 佑実 様「今の月齢には、どんなおもちゃがいいんだろう?」
「せっかく買っても、遊んでくれなかったら……」
「子どもの成長に合ったものを選びたいけれど、ゆっくり探す時間がない」

子どものおもちゃ選びは楽しい一方で、成長が早い乳幼児期だからこその悩みもあります。

今回MamaCollegeが取材したのは、生後3か月から概ね5歳の誕生日頃までを対象とした、おもちゃのサブスクリプションサービス「And TOYBOX(アンドトイボックス)」。

約600種類のおもちゃの中から、月齢だけではなく、一人ひとりの発達や興味、これまでの遊び方などを踏まえておもちゃを選ぶことを大切にしています。

株式会社みのりの岩瀬 佑実様に、サービスが生まれた背景やおもちゃ選びへのこだわり、利用家庭とのエピソード、そして「子育て中のママ・パパに届けたいこと」について伺いました。

目次[非表示]

  1. 1.2か月ごとにおもちゃが届く「And TOYBOX」とは?
  2. 2.保育士として、利用者として。「もっとこうだったら」から始まったAnd TOYBOX
  3. 3.月齢だけでは決めない。その子の「できた」「好き」を次のおもちゃへ
  4. 4.入会から退会まで同じ人。「担当プランナー」が子どもの成長を見守る
  5. 5.「届くのを楽しみに」「バイバイして返却」おもちゃから生まれる親子の時間
  6. 6.おもちゃの相談から、イヤイヤ期や寝かしつけの話まで
  7. 7.おもちゃ選びを任せて、「子どもを見る5分」をつくる
  8. 8.「全部自分でやらなくてもいい」ママ・パパ自身の時間も大切に
  9. 9.MamaCollege編集部コメント
  10. 10.こんなママにおすすめ
  11. 11.取材情報

2か月ごとにおもちゃが届く「And TOYBOX」とは?

And TOYBOXは、子どもの成長や興味に合わせたおもちゃを定期的にレンタルできるサブスクリプションサービスです。

対象年齢は、生後3か月から概ね5歳の誕生日頃まで。基本的に2か月ごとにおもちゃを交換します。

取材時点では、利用方法に合わせて3つのコースが用意されています。

プレミアムコース(月額3,608円)は、6個のおもちゃをプランナーが提案。LINEで候補と選定理由を確認しながら、「こちらは変更したい」といった希望も伝えることができます。

スタンダードコース(月額3,278円)は、事前に伝えた希望などをもとに、And TOYBOX側が6個のおもちゃを選定します。

セルフコース(月額3,278円)は、子どもの年齢に応じて表示されるカタログから、保護者自身が5個のおもちゃを選ぶ仕組みです。

プレミアムとスタンダードでは兄弟で利用することもでき、たとえば6個のおもちゃを兄弟それぞれに分けるなど、交換のタイミングごとに希望を伝えられます。

また、利用途中でコースを変更することも可能です。

最初はプランナーと相談できるプレミアムを利用し、子どもの好みが分かってきたらスタンダードへ変更するなど、家庭や子どもの状況に合わせた使い方ができます。

保育士として、利用者として。「もっとこうだったら」から始まったAnd TOYBOX

And TOYBOXがスタートしたのは2018年。

岩瀬様はそれ以前、静岡県で保育士として働いていました。

同時に、ご自身も子育て家庭として、他社のおもちゃサブスクリプションサービスを利用していたそうです。

その後、夫の仕事の都合で高知県へ戻ることになり、これからも保育士として働くのか、新しい働き方を選ぶのかを考えることになりました。

そこで活かせると考えたのが、保育士として培ってきた子どもの発達やおもちゃに関する知識と、サービスを実際に利用したからこそ分かる利用者側の視点でした。

岩瀬様は、おもちゃについて「なくても子どもは遊べる」と話します。

身の回りにあるものから遊びを見つけることも、もちろんできます。

一方で、その時々の発達に合ったおもちゃがあることで、新しくできることが増えたり、興味が広がったりすることもある。

保育士として子どもを見てきた経験と、子育てをする側としてサービスを使った経験。その両方を活かせる領域として選んだのが「おもちゃ」でした。

月齢だけでは決めない。その子の「できた」「好き」を次のおもちゃへ

And TOYBOXでは、約600種類のおもちゃを取り扱っています。

当初は木製のおもちゃを中心に取り扱っていましたが、利用者から寄せられる声を受け、現在は音が出るものなども採用しています。

さらに、レンタルサービスだからこその視点もあります。

繰り返し使用しても壊れにくいか、部品が多すぎないか、紛失した場合にメーカーから部品を取り寄せられるか。

子どもの遊びや発達だけではなく、長く安全に貸し出していくための条件も含めて採用するおもちゃを検討しています。

そして、実際に各家庭へ届けるおもちゃを選ぶ際に大切にしているのが、月齢だけで一律に判断しないことです。

同じ年齢でも、好きな遊びや興味を持つもの、できることは一人ひとり異なります。

And TOYBOXでは、子どもの発達や興味、普段の生活の様子などを確認しながら、おもちゃを選んでいます。

パズルができたら、次は少し難しいものへ

継続して利用している家庭では、それまでのおもちゃに対する子どもの反応も重要な情報になります。

返却時には、それぞれのおもちゃについて星評価やコメントを確認。その情報を次回のおもちゃ選びに反映しています。

たとえば、パズルに意欲的に取り組んでいた子どもであれば、次は少し難易度を上げたパズルを入れてみる。

家庭や保育園で「ひも通しができるようになった」「ボタンを留められるようになった」といった変化があれば、月齢だけを見ると少し難しいおもちゃでも、手先を使うものを試してみることがあります。

「何歳だから何を使う」ではなく、その子が今できることや興味を持っていることから、次の遊びを考える。

子どもの小さな変化を、次のおもちゃにつなげていくことがAnd TOYBOXのおもちゃ選びの特徴です。

入会から退会まで同じ人。「担当プランナー」が子どもの成長を見守る

And TOYBOXには、もう一つ特徴的な仕組みがあります。

それが、基本的に入会から退会まで同じプランナーが担当する「担当制」です。

この仕組みには、岩瀬様の保育士時代の経験が関係しています。

当時勤務していた保育園では、少人数の子どもを担当して丁寧に見ていく体制が取られていました。

同じ人が継続して関わることで、子どもの小さな変化にも気づきやすくなります。

And TOYBOXでも同じように、一人のプランナーが継続して家庭とのやり取りを担当します。

文章でのコミュニケーションが中心であっても、

「前回はこの遊びが好きだった」
「最近、こんなことができるようになった」
「家庭ではこんな遊びをしている」

といった情報を積み重ねていくことで、その子のことを少しずつ理解していきます。

取材時点では、岩瀬様を含め4人のプランナーが担当しています。

保育士資格を持っているのは岩瀬様ですが、玩具と発達との関係についてプランナー間で共有し、選定に迷った場合には岩瀬様へ相談する体制を取っているそうです。

「届くのを楽しみに」「バイバイして返却」おもちゃから生まれる親子の時間

サービスを利用する家庭からは、さまざまなエピソードが寄せられています。

新しいおもちゃが入った箱が届くのを、毎回楽しみに待っている子。

返却するときに、遊んだおもちゃへ「バイバイ」と声をかける子。

とても気に入ったおもちゃについて、「もう一度借りたい」と再レンタルを希望する家庭もあるそうです。

兄弟での利用では、上の子が以前遊んだおもちゃを覚えていて、「今度は下の子にも使わせたい」という希望が寄せられることもあります。

購入したおもちゃとは違い、レンタルしたおもちゃは一定期間遊んだあと、次の利用者へと渡っていきます。

岩瀬様は、そうした経験を通して、次に使う人がいるものを大切に扱う意識にもつながってほしいと考えています。

新しいおもちゃとの出会いだけでなく、借りたものを大切に使い、最後には返す。

レンタルだからこそ経験できることもあります。

おもちゃの相談から、イヤイヤ期や寝かしつけの話まで

プレミアムコースでは、LINEを使ってプランナーとおもちゃについて相談できます。

ただ、同じ担当者とのやり取りを続けていくなかで、話題がおもちゃ以外に広がることもあるそうです。

たとえば、イヤイヤ期についての悩みや、なかなか寝てくれないといった寝かしつけの話。

日々の子育てで感じていることを、やり取りの中で話してくれる利用者もいます。

And TOYBOXは育児相談そのものを専門とするサービスではありませんが、岩瀬様や担当者自身の経験も交えながら、話を聞いたり、参考になることを伝えたりすることもあるといいます。

おもちゃだけを見て選ぶのではなく、そのおもちゃで遊ぶ子どもと、毎日一緒に過ごしている家族のことも知っていく。

担当制を続けているからこそ生まれる関係の一つです。

おもちゃ選びを任せて、「子どもを見る5分」をつくる

And TOYBOXが届けたいのは、おもちゃそのものだけではありません。

岩瀬様が取材の中で話していたのが、保護者が子どもの小さな成長に気づく時間を持ってほしいということでした。

子育て中は、毎日のように「選ぶこと」があります。

今日の食事はどうするか。
何を着せるか。
休日をどう過ごすか。
そして、今の子どもにはどんなおもちゃがいいのか。

一つひとつは小さなことでも、それが積み重なれば保護者にとって負担になることがあります。

だからこそ、おもちゃ選びをサービスに任せてみる。

そこで生まれた時間を、1日5分でも子どもをゆっくり見つめる時間にしてほしいと岩瀬様は話します。

昨日まではできなかったことが、今日はできている。

以前は興味を示さなかった遊びに、夢中になっている。

そんな小さな成長に気づけることが、子育てを少し楽しくしたり、「こんなこともできるようになったんだ」とほっとできる時間につながったりするかもしれません。

おもちゃを選ぶ時間を減らして、子どもを見る時間を増やす。

そこにもAnd TOYBOXが届けたい価値があります。

「全部自分でやらなくてもいい」ママ・パパ自身の時間も大切に

最後に岩瀬様より、MamaCollegeを読んでいる子育て中のママ・パパへのメッセージを伺いました。

乳幼児期は、どうしても子どものことを優先し、自分のことを後回しにしやすい時期です。

だからこそ岩瀬様は、短い時間でもいいので、保護者自身を大切にする時間を持ってほしいと話します。

おもちゃ選びを誰かに任せる。

必要であれば、家事代行などのサービスを利用する。

子育てや家事のすべてを自分で抱えるのではなく、頼れるものを利用することで生まれる時間があります。

そして、新しいサービスを利用することに迷ったときも、「一度試してみて、合わなければやめればいい」というくらいの気持ちで、一歩踏み出してみてほしいとのこと。

誰かや何かに任せることも、子育てをしていくための一つの選択肢です。

子どものための時間と同じように、ママ・パパ自身がほっとできる時間も大切にしてほしい。

And TOYBOXのお話からは、そんなメッセージも感じられました。


MamaCollege編集部コメント

今回の取材で印象的だったのは、And TOYBOXが届けようとしているものは「おもちゃ」だけではないということでした。

子育て中は、食事や家事、仕事、遊びなど、毎日たくさんのことを考え、選択します。「子どものために」と思うほど、全部自分で考えなければと思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、その一部を誰かに任せることで、子どもの「できた」に気づく時間や、自分自身が少し休む時間をつくることもできます。

子育ての方法に一つの正解があるわけではありません。自分でやることと、誰かに頼ること。その両方を選べることも、親子が心地よく過ごすための選択肢の一つなのだと、今回の取材を通して感じました。

こんなママにおすすめ

  • 子どもの月齢や発達に合ったおもちゃ選びに迷っているママ
  • おもちゃを買っても遊んでくれるか不安なママ
  • 子どもの成長や興味に合わせて、遊びの幅を広げたいママ
  • 増え続けるおもちゃや収納に悩んでいるママ
  • 子育ての「選ぶ負担」を少し減らし、親子の時間や自分の時間をつくりたいママ

取材情報

取材日: 2026年9月9日
取材先:
株式会社みのり
取材ご協力:
岩瀬 佑実 様
紹介サービス: 
And TOYBOX(アンドトイボックス)
公式サイト: https://and-toybox.com/

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